警告 2401: License Server に接続できない
症状
BarTender でラベルを印刷しようとすると警告メッセージ #2401 が表示され、ラベルが印刷されない。
環境
BarTender 2019 以降
解決策
License Server への接続を確立できない場合、または接続が失われる場合、3 つの一般的な理由があります。
ライセンスがネットワークで共有/ブロードキャストされていない
ライセンス認証中、[ネットワークでライセンスを共有] オプションのチェックボックスが選択されていない場合、またはユーザーにはその設定を適用するためのライセンスを管理するアクセス許可がない場合があります。
- この設定は、Administration Console > [ライセンス設定] から変更できます。
- サーバー名 > 現在のライセンス > [ライセンスパーティション] > [ユーザーアクセス制御] 設定まで展開します。
- この設定を [許可] - [全員] - [すべての場所] に変更します。
Licensing Service が実行していない
BarTender Licensing Service のスタートアップの種類が [自動] に設定されている場合、サーバーが正しく起動しないこと、または再起動後にタイムアウトが発生することがあります。Windows サービスでスタートアップの種類を [自動 (遅延開始)] に変更すると、この問題の発生を防止できます。
- Windows で [サービス] ユーティリティを開きます。
- [BarTender Licensing Service] を右クリックして [プロパティ] を選択します。
- [スタートアップの種類] を [自動 (遅延開始)] に変更します。
- [OK] をクリックします。
- サービスが起動していない場合、この変更を行った後に起動できます。
ファイアウォールによって接続がブロックされている
ファイアウォール/ネットワーク設定が適用されているか変更されていて、クライアントコンピュータと License Server の間の通信が禁止されていることがあります。 その場合、いくつかの方法でチェックできます。既定では、License Server は TCP ポート 5160 を介して通信します。
- これが問題の原因であるかどうかを確認するには、Windows ファイアウォールを一時的に無効にします。 [コントロールパネル] > [システムとセキュリティ] > [Windows Defender ファイアウォール] には、3 つの Windows Defender ファイアウォールの状態設定 (ドメイン、プライベート、およびパブリック) があります。3 つをすべて [オフ] に設定します。
- Windows によって制御されていない独自のファイアウォールシステム (サードパーティ製のウィルス防止ソフトウェア、ハードウェアファイアウォールなど) が設定されている場合は、IT 部門/システム管理者に問い合わせて必要な支援を求めてください。
- クライアントコンピュータと License Server の間の接続が TCP ポート 5160 を介して確立できるかどうかを確認するには、Telnet を使用します。