Bartender 2022 への更新
BarTender 2022にようこそ!
こちらがBarTender 2022です。最新リリースには、新機能とプレビュー リリース時にお客様からお寄せいただいたフィードバックすべてが反映されています。本ガイドは、お客様の移行ができる限りスムーズなものになるよう、BarTender 2022への更新を計画し、それに向けて準備する際に役立ちます。
BarTender 2022での主な変更点
BarTender 2022に更新する前に、知っておくべきいくつかの変更点があります。どのバージョンから更新するかに基づいて、主に知るべきことを次のとおり一覧にまとめています。
BarTender 2019 / 2021から更新する
BarTender 2022に搭載される新機能セットが理由で、更新を決定した、BarTender 2019 / 2021をご利用中のお客様。
知っておくべきこと:
- BarTender 2022は、BarTender 2019とBarTender 2022ライセンス サービスと完全な互換性があります。これにより、よりスムーズな更新計画を立てることができます。インストールしたBarTender 2022サンドボックス環境を、現行のBarTenderライセンス サーバーに初めて接続できるようになりました(サポート契約有効期間内のプリンターのライセンスがある場合)。
- 30日間のトライアルまたはお試しアクティブ化で、BarTender 2022をご利用いただくこともできます。ただし、お客様の運用環境をBarTender 2022に完全に更新する前に、BarTender 2022クライアントをご利用のBarTender BarTender 2019/2021環境に連携させるかどうかはお客様がご判断ください。
BarTender 2016から更新する
次の理由で、更新を決定した:BarTender 2016をご利用中のお客様。
- BarTender 2022の新機能セット(BarTender 2019/2021で追加された以前の機能をすべて含む)
- BarTender 2022では、新機能の追加と問題の修正が積極的に行われている
- BarTender 2016のサポート終了後もBarTender 2022のライフサイクルが継続される
知っておくべきこと:
- すべてのエディションのBarTenderはプリンターごとにライセンスされています。BarTender 2016のプロダクト キー コードを使用してBarTender 2022をアクティブ化する場合、アクティブ化した後に利用できるBarTender 2022のエディションは次のとおりです。
- BarTender 2016 Basicは、1つのプリンター ライセンスが付与されるBarTender 2022 Professionalに相当します。
- BarTender 2016 Professionalは、2つのプリンター ライセンスが付与されるBarTender 2022 Professionalに相当します。
- BarTender 2016 Automation版は、BarTender 2022 Automation版に相当します。プリンター カウントを共有できます。
- BarTender 2016 Enterprise Automation版は、BarTender 2022 Enterprise Automation版に相当します。プリンター カウントを共有できます。
- BarTender 2019以降、当社では、BarTender 2016で使用していたSeagull License Serverを置き換えた新しいライセンス サービスを採用しています。このライセンス サービスは、古いバージョンのBarTenderとの後方互換性はありません。つまり、マスター ライセンス サーバーの更新時にBarTenderクライアントを同時に更新する必要があります。お試しアクティブ化 により、更新プロセスが容易になります。
- BarTender 2022では、インストール プロセスが大幅にシンプルになり向上しています。ほとんどのBarTenderコンポーネントはインストール時にインストールされます。高度なインストーラー構成オプションを選択すると、インストールするものをより細かい粒度で制御できます。
BarTender 10.1以前のバージョンから更新する
次の理由で、更新を決定した:BarTender 10.1(以前)をご利用中のお客様。
- BarTender 10.1延長メンテナンスが、2020年12月31日に終了した
- BarTender 2022の新機能セット(BarTender 2021以前のエディションで追加された以前の機能をすべて含む)
- 新機能を追加し、問題の修正を盛り込むために、BarTender 2022の開発が積極的に進められている
- 既知のセキュリティ リスクを抱える、サポートされていない古いバージョンのオペレーティング システム上でBarTenderを実行している
知っておくべきこと:
- すべてのエディションのBarTenderはプリンターごとにライセンスされています。BarTender 10.1のプロダクト キー コードを使用してBarTender 2022をアクティブ化する場合、アクティブ化した後に利用できるBarTender 2022のエディションは次のとおりです。
- BarTender 10.1 Basicは、1つのプリンター ライセンスが付与されるBarTender 2022 Professionalに相当します。
- BarTender 10.1 Professionalは、2つのプリンター ライセンスが付与されるBarTender 2022 Professionalに相当します。
- BarTender 10.1 Automation版は、BarTender 2022 Automation版に相当します。プリンター カウントを共有できます。
- BarTender 10.1 Enterprise Automation版は、BarTender 2022 Enterprise Automation版に相当します。プリンター カウントを共有できます。
- BarTender 2019以降、当社では、BarTender 10.1で使用していたSeagull License Serverを置き換えた新しいライセンス サービスを採用しています。このライセンス サービスは、古いバージョンのBarTenderとの後方互換性はありません。つまり、マスター ライセンス サーバーの更新時にBarTenderクライアントを同時に更新する必要があります。お試しアクティブ化 により、更新プロセスが容易になります。
- BarTender 2022では、インストール プロセスが大幅にシンプルになり向上しています。ほとんどのBarTenderコンポーネントはインストール時にインストールされます。高度なインストーラー構成オプションを選択すると、インストールするものをより細かい粒度で制御できます。
- BarTender 2022は64ビット版アプリケーションとして提供されるため、64ビット版のWindowsにのみインストールできます。
- BarTender Web Print Serverは、BarTender Print Portalという改善されたWebベースのアプリケーションに置き換わりました。BarTender 2022では、より応答性の高いモダンなUIと、合理化された機能でさらに強化されています。
- Commanderミドルウェア ソフトウェアは、Integration Platformというはるかにパワフルで多彩な製品に置き換えられています。はい。新しいIntegration Platformを使用して、現行のCommanderタスク一覧のインポートや変換を行えます。現在ERPまたはWMSシステムから送信しているトランザクション データは、刷新されたBarTender 2022インテグレーションと動作します。
Commanderを置き換えることは、現在の自動プリント プロセスを向上させる良い機会にもなります。Commander実装を新しいIntegration Platformに移行したり、機能強化したりする際にサポートが必要な場合は、当社のプロフェッショナル サービス チームまでお気軽にお問い合わせください。下記のメール アドレス宛てに、メールをお送りください。ProfessionalServices@SeagullScientific.com
全体
BarTender 2022に更新する際、どのバージョンのBarTenderから更新するかどうかに関係なく、知っておくべきことがあります。
- BarTender 2022 への更新に新しいプロダクト キー コードは必要ありません。必要なのは、BarTender ライセンスのメンテナンス プランが、BarTender 2022 の公式リリース日である 2022 年 4 月 15 日より前に終了していないことを確認することだけです。
- 以前のバージョンのBarTenderで活用してきた機能やコンパニオン アプリケーションは別のエディション(上位または下位エディション)に移植された可能性があります。「BarTender 2022の機能比較一覧」を見て、適切なエディションを使用しているかどうかをご確認ください。
- SQL Server Expressのインストールは必須ではありません。高度なインストーラー オプションを使用してインストールをオフにできます。現在、アプリケーション関連の内蔵ストレージには、LocalDBを使用しています。ただし、ローカル(Automation/Enterprise版)またはリモート(Enterprise版)(Enterprise版)のSQL Serverインスタンス上に保存されているBarTenderシステム データベースを使用する必要があるBarTenderの機能とコンパニオン アプリケーションもあります。
- ワークフローのデザイン機能は、LibrarianアプリケーションからAdministration Console(管理コンソール)に移植されています。既存のワークフローがある場合、BarTender更新プロセス時にこれらのワークフローが保持されます。更新プロセスの完了後、Administration Console(管理コンソール)で [Librarian Setup(Librarianセットアップ)] ウィンドウを開き、対象となる既存のワークフローを選択します。次に、Workflow Designerを使用して、このワークフローを開いて変更します。
- BarTenderシステム データベースがBarTender 2022スキーマに更新されると、古いBarTenderクライアントは、Librarianデータに読み取り専用でしかアクセスできなくなります。Librarianを活用する場合、BarTenderシステム データベースのバックアップを最初に作成してから、更新を開始することを強く推奨します。
- なお、BarTender 2022は64ビット版のみが提供されるため、64ビット版のWindowsにのみインストールできます。
- Migrating 32-bit ODBC/OLEDB Database Connections to 64-bit
- BarTender .NET SDKは継続的に機能強化が図られており、新しいAPIと機能を搭載しています。BarTender 2022は、64版アーキテクチャで提供され、ほとんどの以前のバージョンのBarTenderとは異なる.NET Frameworkバージョンでコンパイルされています。分かりやすく説明すると、プロジェクトを正しいターゲットCPUに設定し、再コンパイルする必要があります。(BarTender .NET SDK and BarTender Version Compatibility)
BarTender 2022は、次などの素晴らしい新機能を備えています。
- どこにいても、あらゆるノートPC、iOSまたはAndroidデバイス上で、あらゆるブラウザーからいつでも利用できる、安全かつ高速なインターネット プリントとワークフロー承認
- Professional / Automation版でも利用できるようになった、BarTender Print Portalを使用した基本的なWebプリント
- YAML、JSON、BTXMLを使用した自動プリントを可能にする新しいRESTful API
- Print Stationは、新しいUI、さらに使いやすくなった機能、ブランディング オプション、パフォーマンスの向上により更新されました。
BarTender 2022の新機能の完全な一覧については、「BarTender 2022の新機能」ドキュメントを参照してください。
更新プランを作成する
ソフトウェアの更新と同様に、BarTenderインストール全体を網羅する更新プランを作成することを推奨します。BarTender 2022の標準的な更新プランは、次のとおりです。
- Backup BarTenderドキュメン(.btw)をバックアップする。
- データ ファイル(データベース ファイル、トランザクション ファイルなど)をバックアップする。
- Integrationデザイン(「.tl」=Commander、「.btin」= Integration Platform)をバックアップする。
- BarTenderシステム データベースをバックアップする。
- BarTenderコンポーネント(.btc)、グラフィック ファイル、VBScript関数などをバックアップする。
- 各現行の統合とBarTenderドキュメントの連携方法を文書化する。BarTenderとドキュメントに連携されている可能性があるその他のリソースを検証し、バックアップする。
- Seagullプリンター ドライバーの更新/再インストールも計画している場合、プリンター ドライバーの設定をエクスポートする。
- Active Directoryユーザーベースの認証にローカル セキュリティ設定を使用している場合、セキュリティ設定データ ファイルをバックアップする。
- 運用環境に近い形で複製されたテスト環境を作成する。
- 運用環境で、BarTender 2019またはBarTender 2021を現在使用していて、BarTender 2022への更新を検討している場合、テストを実施する目的でBarTender 2022クライアントをインストールし、現行の環境のBarTenderライセンス サーバーに接続できます。
- テスト環境で包括的なテストを実施する。
- メンテナンス時またはプロダクション作業量の少ない間にライブ環境をアップグレードする。
更新前にすべきこと
BarTenderを更新する前に、いくつかのアイテムにアクセスする必要があります。
- 最新のBarTender 2022インストーラー。こちらでダウンロードできます。
- 有効なメンテナンス&サポート契約が付帯するBarTenderのプロダクト キー コード。
- プロダクト キー コードは、BarTender購入時にメールにて送信されたPKC証明書に記載されています。
- BarTender 2016以降の場合、Administration Console(管理コンソール)の [Licensing(ライセンス)] ノードで、メンテナンス有効期限日を確認できます。[Refresh(更新)] ボタンをクリックする必要がある場合があります。
- 更新対象コンピューターへの管理者アクセス。
BarTender 2022への更新プログラムをインストール/展開できる方法
現行のBarTender運用環境の可用性がどの程度かを判断することが、更新プロセス時に行う必要のある最も重要な意思決定の1つになると思われます。次の代替案と、その良い点と悪い点を確認すると、この意思決定を行う際に役立つはずです。
BarTender2022ライセンス サーバーとBarTenderクライアント用に完全に新しい環境を設定する。
現行の環境でBarTender 2016以前のバージョンが実行されている場合、これは特に推奨されるオプションです。
- どのバージョンのBarTenderから更新するかどうかに関係なく、これを段階的なプロセスにできます。考えられる更新プランは、次のとおりです。
- BarTender 2022ライセンス サーバーを、別のサーバー上でお試しでアクティブ化する。
- 新しいBarTender 2022クライアントをインストールする。
- BarTender 2022ライセンス サーバーに対して、BarTender 2022クライアントのテストを実行する。
- お試しでアクティブ化したBarTender 2022ライセンス サーバーのライセンスを恒久的にアクティブ化する。
- この段階で、オプションとして古いBarTenderクライアント コンピューターの一部をBarTender 2022に更新し、新しいBarTender 2022ライセンス サーバー内に配置できます。
- この更新プランでは、オプションとして、お試しアクティブ化期間の有効期限が切れる前に、テスト環境を再利用して新しい運用環境にすることもできます。
- プロダクション作業量の少ない間またはプロダクションの停止時に更新を行うことを推奨します。
- このタイプの更新プロセスについてご質問がある場合や、ご利用のライセンスがメンテナンス対象であるかどうか確認したい場合は、Seagull Scientificまでお問い合わせください。
BarTenderライセンス サーバー用に新しい環境を設定し、現行のBarTenderクライアントをBarTender 2022に更新する
BarTender 2022に更新中に現行の運用システムの運用を継続したい場合に、推奨されるオプションです。
- BarTender 2019 / 2021から更新する場合、これを段階的なプロセスにできます。BarTender 2022クライアントは、現行のBarTenderライセンス サーバーと後方互換性があり、BarTender 2019 / 2021クライアントは、BarTender 2022ライセンス サーバーとも接続できるからです。考えられる更新プランは、次のとおりです。
- BarTender 2022ライセンス サーバーを、別のサーバー上でお試しでアクティブ化する。
- BarTender 2019 / 2021ライセンス サーバーに対して、BarTender 2022クライアントのテストを実行する。
- BarTender 2019 / 2021クライアントをBarTender 2022にアップグレードする。
- BarTender 2022ライセンス サーバーに対して、BarTender 2022クライアントのテストを実行する。
- お試しでアクティブ化したBarTender 2022ライセンス サーバーのライセンスを恒久的にアクティブ化する。
- BarTender 2016以前から更新する場合、お試しアクティブ化により、これを段階的なプロセスにできる可能性がそれなりにあります。
- BarTender 2022ライセンス サーバーを、別のサーバー上でお試しでアクティブ化する。
- 現行のBarTender 2016(以前)のクライアントは、新しいライセンス サーバーを検出できないため、このステップをスキップせざるを得ません。
- 現行のBarTenderクライアント マシンをBarTender 2022に更新する。古いSeagullライセンス サーバーはまだ運用環境で実行しているため、これを段階的なプロセスにできます。
- BarTenderクライアントを段階的にBarTender 2022に更新したら、お試しでアクティブ化したBarTender 2022ライセンス サーバーのライセンスを恒久的にアクティブ化する。
- 以前のBarTender環境に戻す必要がある場合に備えて、特にBarTenderクライアントのシステム バックアップを忘れずに作成する。
- プロダクション作業量の少ない間またはメンテナンス時に更新を行うことを推奨します。
- 特にBarTender 2016以前のバージョンの場合、現行のファイルと構成を用いて、サンドボックス環境でBarTender 2022を完全にテスト済みであることを確認する。
- このタイプの更新プロセスについてご質問がある場合や、ご利用のライセンスがメンテナンス対象であるかどうか確認したい場合は、Seagull Scientificまでお問い合わせください。
- 現行のBarTenderインストール「上」にBarTender 2022クライアントをインストールする。つまり、古いバージョンのBarTenderを削除する必要がありません。BarTender 2022インストーラーを実行するだけで、更新が実行されます。
現行の運用環境上に、BarTender 2022をインストールする(サーバーとクライアントの両方)
この更新が完了するまで、現在使用中の運用システムはご利用できません。更新が正常に完了しない場合、インストール プロセスをやり直すか、以前のバージョンにロールバックする必要があります。
- BarTender 2019 / 2021から更新する際に、BarTenderのサーバーとクライアントが別のWindowsイメージ上で実行されている場合、BarTender 2022クライアントは、BarTender 2019 / 2021ライセンス サーバーと後方互換性があるため、これを段階的なプロセスにできます。BarTenderクライアントを最初に更新してから、BarTenderライセンス サーバーを更新する。
- BarTender 2016以前から更新する場合、これを段階的なプロセスにできる可能性はありません。マスター ライセンス サーバーの更新時にBarTenderクライアントを同時に更新する必要があります。お試しアクティブ化 により、更新プロセスが容易になります。
- 以前のBarTender環境に戻す必要がある場合に備えて、システムのバックアップを忘れずに作成する。
- 現行のファイルと構成を用いて、サンドボックス環境でBarTender 2022を完全にテスト済みであることを確認する。
- メンテナンス時にのみ更新する。
- このタイプの更新プロセスについてご質問がある場合や、ご利用のライセンスがメンテナンス対象であるかどうか確認したい場合は、Seagull Scientificまでお問い合わせください。
- 準備ができたら、現行のBarTenderインストール「上」にBarTender 2022をインストールする。つまり、古いバージョンのBarTenderを削除する必要がありません。BarTender 2022インストーラーを実行するだけで、更新が実行されます。
BarTender 2022を実行する環境と、古いバージョンのBarTenderを実行する環境を、2つの独立した運用環境として維持したい
BarTenderを「更新」せずに、以前のバージョンのBarTenderの実行を継続することを希望する場合、BarTender 2022のライセンスを別途購入する必要があります。
BarTenderをアクティブ化する
BarTenderのインストール時に、BarTenderをアクティブ化するように促されます。既存のBarTenderプロダクト キー コードを使用してアクティブ化できます。
お試しアクティブ化
BarTenderをアクティブ化する際、「お試しアクティブ化」を選択できます。お試しアクティブ化によって、1台のコンピューターでBarTender 2021のライセンスを一時的にアクティブ化すると同時に、運用環境で古いライセンスをアクティブな状態に維持できます。
- Professional版とAutomation版は、30日間お試しでアクティブ化できます。
- Enterpriseエディションは、180日間お試しでアクティブ化できます。
この期間を過ぎると、BarTenderのお試しインストールは自動的に非アクティブ化されます。BarTenderがお試しでアクティブ化されており、指定期間を過ぎると非アクティブ化されることを告げる警告メッセージが定期的に表示されます。お試しアクティブ化の有効期限が切れる前に運用中のBarTenderライセンス サーバーを非アクティブ化した場合、お試し中のBarTenderライセンス サーバーのライセンスがアクティブ化されます。
お試しアクティブ化は、次の2つの理由で便利です。
- お試しアクティブ化を利用すると、運用環境で古いバージョンの実行を継続しつつ、BarTender 2022を試すことができます。
- BarTender 2016以前のクライアントは、BarTender 2022ライセンス サーバーと通信できないため、お試しアクティブ化を利用すると、古いBarTenderのインストールをすべてBarTender 2022に移行しつつ、複数のバージョンの実行を継続できます。
お試しアクティブ化の代替案は、次のとおりです。
- BarTender 2022の30日間のトライアルPKCを取得する。
- BarTender 2019 / 2021をBarTender 2022に更新する場合、BarTender 2022クライアントをインストールし、現行のBarTenderライセンス サーバーに接続します。これにより、BarTender 2022のクライアント側のテストを実行できます。
BarTenderシステム データベースを更新する
BarTenderを更新すると、新しいバージョンは、BarTenderシステム データベースの古いバージョンと連携したりログインしたりできなくなります。情報のログ記録やLibrarianの使用を継続するには、BarTenderシステム データベースも更新する必要があります。
更新後のBarTender初回起動時、BarTenderシステム データベースを更新するように促されます。 更新する前に、システム データベースのバックアップを作成することを強く推奨します。
システム データベースのバックアップを作成するには:
- Administration Console(管理コンソール)を開きます
- [System Database(システム データベー)] ノードに移動します
- [Administrative Tasks(管理タスク)] をクリックします
- [Backup Database...(データベースのバックアップ...)] を選択します
- プロンプトに従い、場所を選択してバックアップを作成します
通常、新しいバージョンのBarTenderとBarTenderシステム データベースに更新後、そのデータベースと連携している他のBarTenderインストールも更新することが最善です。
後方互換性
今でも古いバージョンのBarTenderを実行している場合、BarTender 2022の新しいバージョンのBarTenderシステム データベースと連携して情報の取得やログ記録を行うことができます。古いバージョンのBarTenderインストールは、Librarianデータに読み取り専用でしかアクセスできなくなります。(同じリモートのBarTenderシステム データベースと連携している複数のバージョンのBarTenderを実行している場合のみの検討事項です。)
Print Portalを更新する
Print Portal(同じ古いバージョンのBarTender向けのWeb Print Server)を更新するには、次の手順に従ってください。
- BarTenderインストーラーを実行します
- 使用許諾契約書を読んで同意します
- [specify advanced installation options(高度なインストール オプションの指定)] を選択し、[Next(次へ)] をクリックします
- [BarTender with Print Portal(Print Portalが付属したBarTender)] オプションを選択し、[Next(次へ)] をクリックします
- 以前のバージョンのPrint Portal(またはWeb Print Server)がインストールされている場合や,自分でIIS_WEBPRINTアカウントを作成している場合、IIS_WEBPRINTパスワードを入力するように要求されます。パスワードを入力し、[Next(次へ)] をクリックします
ドキュメント後方互換性
古いバージョンのBarTenderで作成されたドキュメントは、常に新しいバージョンで開いて使用できます。
BarTender 2022は、最大BarTender 7.75までBarTenderドキュメントを保存できますが、古いバージョンの保存はサポートしていません。
新しいバージョンのBarTenderで保存されたドキュメントは古いバージョンで開くことはできません。従って、複数のバージョンのBarTenderを使用し、これらのバージョン間でドキュメントを共有している場合、所有する最も古いバージョンですべての新規ドキュメントを保存することを検討すべきです。
1つのBarTenderドキュメントのバージョン形式を変更するには:
- BarTenderを開き、変更したいドキュメントを開きます
- [File(ファイル)] メニューをクリックします
- [Save As...(名前を付けて保存...)] を選択します
- [File Type(ファイルの種類)] ドロップダウン メニューで、保存先のバージョンを選択します
古いバージョンのBarTenderのすべてのドキュメントを自動的に保存するには:
- BarTenderを開きます
- [Administration Console(管理コンソール)] メニューをクリックします
- [BarTender Document Setup(BarTenderドキュメント セットアップ)] をクリックします
- [Save Document As(ドキュメントを別名で保存)] オプションを変更します